20191119_休憩の日
日記7日目。
今日は1万歩コースを休んだ。
一日置きに歩こうと思っていたけれど、何だか昨日から体が重かった。
よくよく考えれば9〜10月の間、1日の7割くらいは横たわっていた気がするので、急に元の体力に戻るわけもないだろう。
…と、慰めることにする。
また三日坊主だ、なんて自虐して落ちるほうが楽だけど、今はまだ少し、長い目で見るポジティブさが1ミリくらいある。
最近は天気が良いからだろうか。
窓の大きい、今の部屋が好きだ。
朝は起きれなくて、布団の中でスマホを触ってゴロゴロしていた。
FGOは1800万DLキャンペーンで石がたくさん貰えたので、これまた何の躊躇もなくガチャを回す。
レアなサーヴァントは当たらないけれど、いわゆるガチャ欲は運試しのようでやはり楽しい。
そのあと無料連載の漫画アプリを巡回していると、マガポケでちはやふるが3巻まで無料になっていたので一気に読んだ。
一巻は以前何かで読んだけれど、当時は少女漫画を卒業して距離をとっていた頃だったので、何となく読み進めようと思えなかったのだ。
また、よくある無自覚美人の主人公がスペック良い2人の男子に好かれる少女漫画のお決まりパターンに辟易していたのもある。
しかしアニメ化や実写映画化など展開が広がっていくにつれ、尊敬しているクリエイターさんやブロガーさんがこぞって読んでいたので、また天邪鬼で名作に乗り遅れた、と思っていたから好都合だった。
持って生まれた容姿と嫌われない性格のヒロインは、自分が酷く情けなくなるのでなかなか苦手だけれど、良い機会なので読もうと思う。
以前なら大人買い+一気読みが出来たけれど、悲しい無収入なので、お小遣いが少ない学生のように1日1話ずつ無料で待つことになります。
虚しい。
昨日そのままにした食器もあり、料理をする気にならなかったので、朝昼兼用はコストコの冷凍炒飯と冷凍唐揚げをまとめてチンして食べた。
13時を回っていた。
名古屋は月曜深夜に2週ほど遅れでゴッドタンがやるので録画を見たが、本気芝居選手権はあまり面白くなかった。
水曜もそうだし、少し前なら笑えていたものが面白くなくなるのは、私の中で何かが変わっているのだろうか。
それとも偶々外れ回だったのか。
せっかく板橋駿谷がゲストで出ていたのにあまり触れられていなくて、勿体無いなと思ってしまった。
チンしている間に昨晩の食器は洗えたけれど、お昼の食器はまた洗えなかった。
取り敢えず洗濯物を溜めていたので、着替えて回した。
時効警察を見ながら待っていたら、半分ほどで終わったので、もう2時を回っていたけど干した。
明日の朝日で乾かそう。
今日が火曜だった事を思い出し、重たい体に鞭を売って火曜特売に出かけた。
野菜類はまだ残っているので、88円で買える1Lの野菜ジュースとミニ豆腐6個パック、北海道産の銀鮭の切り身を買った。
C6000のゆずジュースは、今週はなかった。
今まであまり気にしてなかったけれど、鮭は一切れ98円するので、280円のもも肉を五等分して一食ずつ食べている事を考えれば割高である。
でも魚も食べなきゃなあ、なんて謎の栄養感覚と、先日作った鮭のムニエルレモンバターソースが非常に美味しかったので、ついついカゴに入れてしまった。
美味しくない鮭も、バターの力でどうだってよくなるのだ。
スーパーにまっすぐ向かい、まっすぐ買える。
財布と携帯をポケットに入れ、キャップをかぶったノーメイクの女がほぼ毎日手ぶらでうろついているので、工事現場の人はどう思ってるのだろうなあと思う。
帰って…何をしてたっけ。
ああそうだ、関ジャニ∞「crystal」の返送作業をした。
印刷インクの関係で円盤に不良が起こったため、メーカー交換となったのだ。
明日ポストに投函しないといけない。
その後は記憶がないくらいだらだらして、風呂に入った。
調子が出ないので湯船にお湯をはった。
今日は18時からSixTONESのツアー最終日のライビュ配信が有ったのでそれまでに出たかったんだけど、結局うだうだしていて間に合わなくなった。
慌てて全身を洗った後、湯船にタブレットを持ち込んで風呂に浸かりながらライブを見た。
まさか風呂に浸かりながらライブを見る事になるとは思わず、謎の感覚だった。
SixTONESのライブはやはりまだJr.なので規模は小さくとも、彼らの彼らたるエンターテイメントだった。
「俺ら」と「お前ら」の関係性がよく形作られていて、今までのジャニーズとは全く異なる新しいアーティスト像を日々更新している。
レーザーを本人たちが手鏡で反射させて動かす演出は面白かった。
それでもアイドルに求められる「可愛いパート」は逃れられないんだなあと思う。
また、アイドルの客降り演出はやらないで良いものだと思っているので、早くこの文化ごと消滅してほしい。
歌いながらファンに構い構い過ぎず階段を降り、という中で無表情になる彼らを見たくないし、それならきちんと届かないところで笑顔で歌ってくれる方がアイドルだと思っているからだ。
うーん、これは意見が勿論ばらけると思うけれど。
ライブ配信は中盤MC後、約1時間で終わったので、あまり気乗りがしない夕飯のレシピを調べてから上がった。
今日はもやしと人参のナムルと、名古屋風甘辛豚丼にした。
元気が出ないので、お肉をちょっと多めに食べようと思ったからだ。
ナムルはレンジで出来るので、先に切って突っ込んでおく。
コスパが大変よろしい、30円くらい。
レシピよりごま油を多めにしてやるのが好きなのだ。
今日のメインは久々にオレンジページではなくクックパッドから頂戴したが、これが大当たりだった。
小麦粉まぶした豚ロース薄切り5枚をカリッと焼いて、醤油とニンニクの甘辛ソースを絡め、すりごまを振って完成。
コッテコテのカリッジュワ肉で、炊き立てを多めによそったご飯もぺろりだった。
肉はいいなあ。大満足した。
久々に空に向かって「旨え」と呟いたものである。
レシピはリピートが決定したので、ブックマークに入れておいた。
夕飯は日曜の関ジャム 椎名林檎特集を見た。
私は思春期に林檎ちゃんの歌を通らなかったけれど、彼女の姿勢は女として生を受けた我々にとってとても力強い味方だった。
例えばセーラームーンのように、ずっと女の子の味方でいてくれるのだと思った。
セーラームーンのうさぎちゃんはおてんばなので少し違うけれど。
陶酔出来なかった私でさえ感動したし力強く思えたのだから、これまで彼女の歌と生きてきた世の女性たちはどれほど救われ、包まれ、激励を感じたのだろう。
あの林檎嬢が一般市民の、OLなんかのTwitterを覗き見して、彼女たちを救うための曲を書いているなんて、誰が想像したのだろう。
彼女の口から「2ちゃんねる」の単語が出た事にもゾクゾクした。
時には天才という文字を表すかのように(彼女を表すには酷くチープな言葉単語ではあるけれど)、何を仰っているのか分からないお話もあったけれど、そんな唯一無二の才を持つ彼女が、ありきたりな毎日を過ごす私たちを覗き見て、心底、いや子宮の底から私たちのために曲を書き続けているのだと思うと、震えるものがあったし、嘘偽りのない永久的な信頼を感じた。
殿方には申し訳ないけれど。
またあそこまではっきりと、女性のために書いていると謳う林檎嬢にも少し驚いた。
一度も彼女についての音楽文を読んだことがないのだけれど、常にそう言っているのかしら。
私が人生において彼女を初めて見た第一印象は、「作り込んだ声で人と違う歌い方をするのに、異常に特徴のない顔だな」だった。
だからあの普通の顔から棘のような歌声が飛んできた時、酷い違和感を感じたように覚えている。
スター性のある人間は、それなりに特徴的な顔をしていると思っていたのだ。
目が大きいとか二重とか、鼻が高いとか。だって実際そうだし。
ただ椎名林檎は俗に言う塩顔で、モデルのように瞳が大きくも鼻が高いわけでもない。
普通のメイクをすれば「会社に1人はある美人」だし、恐らく街ですれ違っても気付かないだろう。
しかもCDやアルバムのコンセプトに合わせて髪型や衣装も一つのアートワークとしてガラリと変わるものだから、どれが本当の彼女か掴めないままでいた。
それでいて過去の彼女はナースだったり飾り気のない髪で制服だったりするので、本当によく分からない。
それでも今回の彼女のインタビューを見て、彼女の芯はもの凄いところにあり、聖母マリアと言うのもおかしな話だが、助けたいという彼女の歌にこれからも多くの人が身を委ねるし、人生のサウンドトラックとなっていくのだと思った。
私も必要になったら、遠慮せず堂々と頼ろうと思う。
ところでヒャダインはニコニコ動画の頃からお世話になっているのだけど、最近関ジャムで見る彼は少し前のめり過ぎに見えるのは気のせいだろうか。
最近お忙しいのかクマが増えたし顔付きも変わったような気がして、Vtuberの時もマウンティングのような上からのコメントが多かったりしたので、何か嫌なことがあったのかと少し心配だった。
さて、そのあとはラジオを聴きながら食器を洗い、排水口もきれいにした。
えらい。えらいよ。
昨日できなかった事が今日できた。
小さいシンクは今日きれいです。
お湯を沸かして台湾で買った金木犀の烏龍茶を一杯入れて、時効警察を見ながら洗濯物を畳んだ。
しまうのは明日にしよう。
タンスがないので全てベッド下の衣装ケースとなり、なかなか気が向かないのだ。引越しのタイミングで夏服冬服の順番もぐちゃぐちゃになり、そろそろ直さないといけないのに忘れていた。
23時前には布団に入れた。えらい。
YouTubeで四千頭身の効きリアクションゲームと、winehoricsの動画を見た。
ドイツのIKEAでは売物のぬいぐるみがたくさん入ったカゴに大人が侵入しても炎上しないのだろうか…?
あまぷらで何か見ようと思ったが、TVerに呼ばれテレ東の「ひとりキャンプで食って寝る」5話を見た。
毎回キャンプ飯が旨そうなので飯テロにも程があるのだが、今日はあまり好みではない鯖だったのでそれほどテロではなかった。
一番旨そうなのは最初のサバ缶チーズホットサンドで、溶けるチーズが想像以上に糸を引き、ベッタベタに格闘する三浦貴大に笑ってしまった。
友人役で出ていたのが福士誠司とは気付かなくて、ひとりキャンプを楽しめる君が何故こんな奴と仲良しなんだ?文句を言わず酒もつまみも用意してお古のテントもあげちゃって漫画も貸しちゃうんだ?と苛々が募って、何だかもやっとした回だった。
彼がひとりでキャンプに行く理由も「部屋にひとりでいたくないから」という過去の女に引きずられてる感があって、純粋に1人の時間を自然の中で楽しんでるのじゃないのかあ、と少し残念だった。
最近、恋愛アレルギーが酷くなりつつある。
少しは似た感覚なのかな、と思えば私の知らない感覚で1人を求めていて、少し仲間外れになった気分だった。
そりゃあそうだ、私の方が少数派なのだから。
しかし彼の部屋は立派でセンスのあるもので、私もお金があって広い部屋を借りられるのであれば、テレビ局美術部の人にインテリアを全て手配してもらいたい。
一度緑山スタジオに行った事があるが、彼らはその人物の暮らしを作るプロだ。
芝居だけでなく、部屋にはその架空の人物の生活全てが映される。
家具は木目調で統一、古い漫画がお気に入りで厳選したタイトルを宝のように持っていたり、キッチンまでこだわっていたり……
女性男性年齢も問わず、登場人物に合わせた家を作ってしまうのだから、初めてあの人たちの仕事を見た時は本当にびっくりした。マジシャンか何かかと思った。
本人は全くそんなおしゃれな服を着ているわけでもないのに、膨大な倉庫の中からベストな家財をピックし、空だった家を一気に「何十年も家族4人でここに住んでいる」雰囲気に仕立て上げるプロだった。
初めてその仕事を見た時、敵わないなと思ったし、私の覚悟は全く足りてなくて、取ってつけたハリボテのようで、そこに立っているのが恥ずかしくさえあった。
申し訳なくて、力不足で、情けなくて、対等に働けないと思って、あの業界は諦めたんだった。
何の話だ。
寝よう。
あ、大事なことを忘れていた。
今日一番嬉しかったのは、傷病手当の申請が通ったことだった。
1ヶ月の給与の2/3程度だけど、入金があった。
ありがたい。
私はまだ働ける気分ではないと感じているけれど、病状的にはきっと上手く診断されない軽度のレベルだと思うので、これ以上は申請できないだろう。
紹介状も貰っていないし。
あとは失業保険の説明会に行って、来年までの全財産と必要経費を計算しよう。
いつまで生きていられるかで、逆算して、無理にでも転職活動をしなければいけないかもしれない。
本当にまた働けるのか?
働くとしたらどこで?何を?
という学生時代と同じ悩みを抱えて今も眠れなくなっている。
何がしたいんだっけと考えて、そういえば夢を叶えて破れて逃げてきたんだったという現実にまた直面する。
逃げた経緯は別にあるけれど、結局仕事のために買ったビジネス書を一冊も最後まで読みきれなかったのだから、私がそこまで努力する才能も無かったって事になる。
何で適性も才能も無かったのにここまでトントン拍子で夢を叶えられてしまったんだろう。
出会った人たちは本当に凄い人ばかりで、わたしには素晴らしい縁も運も与えられていたのに、どうしてそれを生かしきれなかったんだろう。
いや生かしきれなかったのは自分の実力不足だから、何で私にそんな恐れ多いぐらいの縁と運が与えられたんだろう。
ありがたかったけれど、本当に10年間の経験を全て無駄にしてダメになって顔も合わせられなくなったので、元々こうなるってわかってたら、こんな貴重な縁や運は要らなかったのかもしれない。
絶妙に恵まれてしまったから、私の実力だと勘違いしてしまった。
今思い返せば、私は本当に大したことをしていない。
人と運に恵まれただけ恵まれ、結局迷惑をかけるだけとなった。
私のしてきたことはゼロになったし、お世話になった人たちには迷惑しか残らなかった。
何のためにここまで恵まれてしまったんだろう。恵まれたからありもしない実力を自ら見誤って、空虚な自信を振り回していただけだ。
こうなるなら、もっと事前に打ち止めにされたかった。
お前は向いてないよって。
恥ずかしい。
だめだ、またダメダメモードに入ってしまった。
こうなると寝付きも夢見も悪くなるのだ。
明日…明日こそ電話とトイレ掃除。
あとCDの返送。
歩くのはお休みにしよう、明後日出かけるから。
ひとつずつ、小さな事でもいいから1つずつ、一つでも頑張れば、きっと少しでも私を元に戻す支えになってくれるはずなのだ。
元に戻す、元ってどこの私のことだろうか。