せんたくばさみ

たくさんとめる

20191122_業者の日

日記10日目。

昨日は書きながら寝てたのか、公開されてなかった。

 

今日はもう雨で、寒くて、ベッドを慌てて出たのは12時だった。

業者さんが2件来る予定だったので、慌てて廊下を片付ける。

昨日の食器を洗ったりしていたらあっという間に時間が来てしまったので、野菜ジュースだけ流し込んで対応した。

 

2件とも帰られたあとで、13:30頃にご飯にした。

トーストとバナナ、アロエヨーグルトと朝ごはんのメニューに、貰ったシチューのカップスープを追加した朝昼兼用めし。

シチューはお湯で入れるやつだったけど、よくあるコーンスープなどではなく、ちゃんとトロッとするタイプのやつだった。

軽食にちょうどいい。

PSYCHO-PASS5話を見ながら食べた。

 

毎回食事をしながら見るもんじゃないと思う。

描写がどうこうではなく、今期はちょっとでも聞き逃すと特に話についていけなくなるのだ。

しかし5話ともなって全く全貌が掴めない。

1期から追っている熱心なファンの胸ぐらを掴むように旧一係の3人を見せたと思えば、そこから一切登場しない。

塩谷監督、何たる策略。

シリーズ構成は冲方さんかあ。

これからの怒涛であろう展開が待ち遠しくて堪らない。

 

あと西尾さんのOPがとても良くて、毎週じっくり見てしまう。

音ハメも気持ち良いし、本編のCGが欠かせない画面とは反対にがっつり2D且つ限られた着彩でのアナログ感、自由自在のカメラアングルにロトスコの格闘&パルクールシーン、締めのAメロで2人それぞれ歩いてきてそれぞれのタイミングでドミネーターをぶっ放すのも最高だ。

頭でバディの2人が銃を向け合ったりするのは被害者遺族/加害者遺族の関係の発展だろうか。

諸々伏線が多すぎる。

 

あと脚本は置いておいて、今回の話数は輪をかけて作画ブレが酷かった。

外注だろうけど、それぞれ違うキャラデザを渡されてるんじゃないのか?ってくらい描き手の手癖が出てしまっていたな…

監督が「僕が描きなおせば」などと呟いていた意味が分かった。

 

そうこうしていたら業者さんから電話が来て、別の人物が改めて見たいという。

面倒だな…と思いつつ、家の不調は直してもらいたいので待つ。

確かに最初に来た人は新人っぽくて、床に水を溢されたりしてちょっと不快だったので、ちゃんとした人に見てもらってよかったというか、二度手間だったというか。

結局専門の人が明日来ると言う。

朝イチ、朝イチなのだ。

ダラダラ書いている場合ではないのだ。

 

まだ15:30くらいだったので、芋けんぴと堅あげポテトの塩を鷲掴みしてFGOを進める。

思ったより全然進まないのだ、これが。

 

今日は雨で気温も低かったので、湯たんぽを出した。

ここまで来たらストーブと暖房は12月まで出さねえ、と決めたケチくさい節約精神なので、レンジでチンするタイプのやつをまあチンして、ほうじ茶を作って、ソファの足元から腹まで二枚の膝掛けで包み、自堕落タイムとなった。

 

何より目を逸らしたかったのは、3日前ほどに前職で気にかけてくださった方からきた連絡だった。

毎日忘れようと努力しても忘れられない苦しさにまだ涙する日もあって、3ヶ月も経ってようやく前向きになってきたところに、親切に連絡をくれる。

何にせよ、親切なので、当たり障りのないことしか言えないのだ。

私が酷く重たく考えている事を知ってか知らないのか分からないけれど、声を掛けてもらえるのを邪険には出来ない。

だけれども、忘れようとしていた所にタイミングが良いのだ、毎回。

 

形なきものから逃げるな、と言われているのかと思うくらい。

正直9割逃げたいのだ。

私が抜けても頑張っている皆さん、成功させている皆さん、本来であれば私がそこに立っていた筈の会場を見に行きたくないのだ。

 

10年、何となく追いかけて来た夢だったけれど、沢山の大人に学ばせてもらい、夢を語って就いた職場で、仕事じゃない観点で傷付けられ、心折られ、たったの5ヶ月で諦めるしかなかった私の気持ちはどうなればいいのだろう。

周りから見れば考えすぎかもしれない。

それでも、今まで懸けてきた努力や時間、犠牲にしてきたもの、得てきた信頼、繋いだ人の縁、それを全て肯定的に捉え自信に変えてきた私自身を、全て否定されたような気分で、思ったより立ち直れていないのだ。

 

紙に書いたらどう返事をすれば良いのかまとまるかと思って昨日もノートに書き綴ってみたが、結局泣きながら書いても分からなかったし、今もたったこれだけ書いてるだけで涙が滲む。

危ない、危うく「枕を濡らす」などと叙情的な描写をするところだった。

 

かくして、そんな私とあちらの問題から逃げるようにしてゲームをした。

しかし時間というのはあっという間で、夜になってさすがにもう連絡を入れないとまずいと思い、中途半端な返信をした。

恐らく向こうも嘘だなと分かっているような、生温い返信が来た。

少し後悔した。

されど、一体どうすればよかったのか。

オブラートに包んで言うと、「会社のイベントがあるけど来る?別れる時くるって言ってたよね?」みたいな話なのだ。

そりゃあ、別れ際は合わせなきゃと思って必死だった。

必死だったのだ、取り繕うのに。

本来ならもう断ってさよなら、してもいいのだけれど、縁は切りたくないという非常に薄汚い欲がある。

この先何かあった時、と考えれば、簡単に捨てていい縁じゃない。

あとは、忘れて解決できると思っている私が本当に正しいか全く自信がないからなのだ。

逃げていいです、とは言われたし本やよくバズる精神疾患経験者のツイートで逃げるのは正しい、なんてのもよく読む。

果たして本当にそうなのだろうか。

どんどん、私の世界はアレルギーで狭くなる。

 

これをみたら思い出す、一つの単体だけでなく大きなジャンルとして、今は本当に過敏なほどアレルギーで、避けたり、嫌おうとしたり、追うのが負担になってきたりしている。

ラグビーW杯やフィギュアGPシリーズがそうだ。

まだ日本がラグビーに全く興味のなかったころ、W杯が決まった瞬間を私は知っていた。

とても熱くなって、トヨスタに代表戦を観に行ったし、TOPリーグも観に行った。

GPシリーズだって毎大会ちゃんと追っていた。

特に今年は女子に四回転時代が到来し、昨季女王の紀平梨花がたったの1年で追う立場になった。

男子だって前人未踏の地を行く羽生結弦に加え、宇野昌磨が今年はコーチ無しで挑んでいる。島田高志郎のシニアデビューシーズンでもあった。

 

それがどうだ、今日あった唯一の日本時間でバッチリ観れるNHK杯、見ようと思ったのに全く体が動かなかった。

本当に今、興味が持てない。

私が好きだったのは、「それを好きだった自分」を演出して見せしめたかっただけなのだろうか。

もうそれだけ、自分の好きだったことにすら自信がない。

 

目の前の問題からまた目を逸らして、ひたすらスマホで電子漫画に逃避した。

気付いたら21時で、冷え切って固まった身体をバキバキ起こしながらお風呂に入った。

室温は15℃だった。寒い。

 

この現状でどうすれば良いか友達に相談しようと思って連絡したが、返事がない。

私にとっては今の状況を知る唯一だけれど、彼女にとっての唯一は私ではない。

特に世間は花の金曜日、彼氏と仲良くしている頃なんだろう。

 

彼女は何も悪くはないが、自分で決められずまた相談する相手の選択肢もない自分が情けなく、且つお互いに対するポジション認識のズレに行き場のない感情が生まれて扱いに困る。

私が彼女の立場だったら、困った時にだけ頼りネガティブな感情だけ吐き出す面倒な奴なのだ。

友達でも何でもない。

 

とかく寒かったので、夕飯は鍋焼きうどんにした。

関西風の色が薄いやつが食べたいと思い、調べた。

薄口醤油も白だしも無いので諸々代用したが、何とかうまく行った。

だしの素の瓶をひっくり返して土鍋の中に粉の山ができた時はどうなるかと思った。

身体を温めるため、生姜チューブをひと握り入れた。

あと昨日作った白菜と人参のだし煮。

出汁出汁していた。

 

夕飯は録画していた今日のMステ2時間スペシャルを見ながら食べた。

リニューアルしたMステは企画パートが多く、録画して飛ばし飛ばしで見るのが丁度いい。

 

アルバムをリリースしたHey!Say!JUMPの「獣と薔薇」は、今までの王道ジャニーズとは少し違ったアプローチで、ヘアからメイクから世界観をガッツリ作る演出だったので、地上波に出て嬉しい。

赤のアイラインが良かった。

振付はサビでしゃがんじゃったり、生放送映えしなくて微妙だけど。

 

またDISH//北村匠海が初登場だった。

まさか本家のバンドではなく、俳優として映画主題歌の山崎まさよしと特別企画。

番宣も兼ねているからか、紹介VTRは1ミリもDISH//での活動に触れられていなくて、酷いなと思った。

ファンは悲しんだと思うし、何より本人が一番悔しかったのでは無いかと思う。

演技の場で触れないのは良いが、歌唱する場で、何年も歌って何枚もCDを出しているメインボーカルとしての彼のキャリアを無視することは出来ない。

彼のキャリアは近年の俳優業よりもDISH//でいた方が長いのだ。

少し吐息が混ざるハスキーな声質で、甘い曲も激しい曲も歌い上げる、ボーカルとしての発声が完成されていると思っている。

だから芝居でも怒鳴る時は腹から声が出ているし、声優の仕事だって来るわけで。

あくまでも俳優・北村匠海の歌声がこんなに凄い!意外!と見せたかったのだろうが、彼は二本の映画公開の番宣活動の合間を縫って現在もツアー中で、昨日もライブだった人間だ。

今回のV編は悪意を感じるとは言えないけれど、結果として、音楽をしている北村匠海に対しての侮辱行為になった。

 

スタジオ降りで山崎まさよしが「彼はDISH//というバンドで歌っていて、だからしっかり歌える」みたいに触れていて、ベテランアーティストとしての何かを見た。

 

Mステ側はここぞというように他アーティストのトークパートでも北村匠海が映るように座席を配置して、彼はほぼ常にタモリさんの周りにいた。

時にはメインでもある山崎まさよしをカットするような画角で、視聴率やSNSの注目度を上げたいのは分かるが、その演出は間違っていると思った。

JUMPのように大所帯ならまだしも、2人だ。

しかも長椅子には余裕があったにも関わらず、カメラが山崎まさよしを切りやすい位置に座らせていて、非常に気分が悪かった。

 

林檎ちゃんのパフォーマンスはバックバンドにもきちんとネームが出ていて、フォロワーさんが高まっていた。

ナンバガのひさこさんは何となく知っていたが、恥ずかしながらその辺りの時代と界隈を全く知らずに育ってしまったため、今回の布陣に高まることができず少し悔しい。

 

最後、秦基博トークパートはカットされてしまった。

元から無かったのかもしれないが、素人のコメントで無駄な煽りをするより、本人の言葉で曲の説明を聴きたかった。

 

リニューアル後のMステは、違う路線に向かって走り出してしまったと常々思う。

「みんなで作る」でやりたい事はわかるが、毎度視聴者が選択し本番まで何が起こるかわからない演出は出る側のアーティストに負担だし、できる演者が限られるのでパターンも似たものになり、すぐに飽和すると思っている。

素人の反応もVに盛り込みすぎていて、何を見させられているのかと思う。(林檎ちゃんパートの熱心なファンの皆さんはまた別だけれど)

M1F1の共感やながら見を意識して煽りたいのかなと思ったけれど、今の10代はそんなに馬鹿じゃない。

 

YouTuberやインフルエンサーなどのセミプロ達が飽和状態になりつつある今、次に求められるのは純度の高い本物だ。

日々大量のコンテンツを目にする若い世代は、知らず知らずのうちに異常な選球眼を鍛えている。

 

アーティストとファンの相互関係がより生々しくなり、媚びを露骨に感じやすくなる。そうして次に枯渇したファンの胃袋を満足させるのは、ファンに媚びない圧倒的なプロなのだと思っている。

だからこそMステには、今後のアーティストを守り音楽界を成長させていくためにも、歌・パフォーマンスをきちんと見せてくれるギリギリのところにずっといてほしかった。

 

長い。

そうして今になる。

湯たんぽをチンして布団に押し込んでおきながら歯を磨いたりすると良い寝床が出来上がっているので、このまま寝るのだ。

 

明日早いって言ったじゃんね…。

あと日曜本当に出かけるのであれば、高速バスを予約しないといけない。

お金が、かかる、のが、実は一番迷っている原因かもしれない。

 

今日は他人を3人も家に入れたので、なんだか疲れてしまった。

友人がマジで少ないので、恐らくこの部屋に入ったのは業者の方が多い気がする。

私の空間に知らないおじさんと2人きりになるのは、なかなか疲れたのだ。

何かしらで人と接してリハビリしないと、社会復帰がどんどん遠退いてとてもまずいです。